Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

2014-01-01から1年間の記事一覧

社内勉強会のふりかえり(プロジェクトファシリテーション編)

社内勉強会で、プロジェクトファシリテーションのことをやったので、 今回も簡単にふりかえりしておく(ただの日記だなぁ、これじゃ)。Keep: 自分の言いたい方向のことを、別の資料でまとめておいたのはよかったと思う。それだけで言いたいことが埋没せずに…

“技術コミュニティ”へGO、というお話し

先日行われた、ソフトウェア品質シンポジウムの資料をひろってるうちに 以下のコラムに出会いました。「ソフトウェア品質のホンネ」 http://www.juse-sqip.jp/wp3/honne/backnumber_148/ http://www.juse-sqip.jp/wp3/honne/backnumber_149/ http://www.juse…

テクノロジックアートさんから『カンバン ソフトウェア開発の変革』をいただきました

メルマガの懸賞に応募したところ、 テクノロジックアートさんから書籍『カンバン ソフトウェア開発の変革』をいただきました! ありがとうございます。 電子版も出ています。 私自身、ホワイトボードや付せんは大好きなのですが、 WIP 制限としてのカンバン…

人事考課は社員をどこに向かわせるかのしくみ

先日のアジャイルラジオは、 ゲストに株式会社ソニックガーデンの倉貫さんをお招きしての回でした。「従来のソフトウェア開発とは、業種・業界が違う。比較にならない。」というお言葉は非常に印象的でした。 ご自分のされたかったビジネスを、今まさに実現…

社内勉強会のふりかえり(マシュマロチャレンジ編)、それからゲームストーミング

マシュマロチャレンジ、たのしかったです!ちょうど8人の参加で、4人×2チームつくれました。 今年の新卒新入社員も参加して、 (客先常駐で)普段の社内のようすを知らない私はキョーミシンシンで見てましたが、 チームの中でも率先して動いていて、いい…

社内勉強会のふりかえり(COSMIC 編)

資料を配布してずいぶん経ってしまったが、社内で話をする機会を頂いた。 そいつのふりかえりをかんたんにしておく。Keep: 事前準備 今回は資料を印刷しておいて、帰社の移動中に再確認した。これだけでも気がラクになる。Problem: つかみはオッケー? 自社…

VAIO の "system not found" (T_T)

VAIO ユーザにはおなじみの "system not found"。なのですが、結論から言うと、 やっぱり早めに修理に出す やっぱりこまめにバックアップ です! 私の場合も買った当初からちょくちょくこれが起こってて、 特に長時間使っていると、例えばひと晩ほっておくな…

『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK』を読んだよ

会社の同僚に「アジャイルやスクラムの本を貸して」と言われて、 「『アジャイルサムライ』と『SCRUM BOOT CAMP』がおすすめなので。今度持ってきます。」と答えたものの、 実は『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK』は未読だった。さすがにまずいのでちゃんと読んだ…

社内勉強会のふりかえり(CCPM篇)

CCPM の社内勉強会をさせてもらった。簡単にふりかえりを。Keep: 時間感覚はいい。予定の時間で進行できている。 自分の実感以上に知識が定着しているようで、質問に応じて、スライド以外の内容でも、かなりスムーズに解説できていた。 Problem: 今回は本…

我が社にもアジャイルの波が

私の会社でもアジャイルを取り入れた開発を少しずつやっている模様。 東京本社でやってることで、なかなか情報が入ってこないんだけど。 どうも全社的なツールの導入とかも検討されているらしい。上司から「そういうの、どう思います?」という話をちらっと…

CCPM のこと

社内勉強会をする。 CCPM を紹介しようと思うので、以下、ラフな下書き((C)あきぴーさん)。■ なぜプロジェクトは遅れるのか CCPM でゆとりのマネジメント(仮)■参考資料 『最短で達成する 全体最適のプロジェクトマネジメント』岸良 裕司今回も許可なく引用…

ふりかえりのこと。#agileradio

今週のアジャイルラジオはふりかえりのこと。いいこと言ってたので、これは文字で残しておかねば。 ふりかえらないなら、くりかえさなくていいじゃない。 「しっかり」とか「がんばる」はプロセスじゃない。 「何をやめることができるか」を考えることが大事…

集中と協力

アジャイルラジオ 第76回「35歳定年説をどう考える?」のおしまいのほうで、山根さんが、デマルコの『ゆとりの法則』にふれ、「個人のフロー状態と、チームのフロー状態」 というようなことをお話しされていた。偶然ではあるが、創造性を上げるには「孤独」…

SQiP-WEST の会合に飛び入り参加してきました

SQiP-WEST の第23回会合に飛び入り参加してきたので、簡単に感想を。ソフトウェア品質保証責任者の会(大阪) http://juse-sqip.jp/sekininsya/■講演「小規模開発向けの軽量なプロセス標準 -VSE標準の紹介-」以下は講師の伏見先生の過去の資料ですが、 お…

「プログラマ35歳定年説」とは一体「何だった」のか

先日こんな勉強会があり、こんな方や、こんな方や、こんな方が、ブログを書かれていますが、 現在私は48歳。今も現役プログラマです。いまの会社では、 1~3名程度の規模で、プロジェクトリーダをしながら何でもやってます。 何でもやってること自体は特に…

「「チケット駆動開発とメトリクス」の感想」の感想

【公開】第10回 RxTstudy/第57回 SEA関西プロセス分科会「チケット駆動開発とメトリクス」の感想 #RxTstudy: プログラマの思索 をさささっと読んだ。簡単な感想もさささっと書く。当勉強会の告知のタイトルを見たときには、さらっと流してしまったが、 「チ…

相手を説得するために論理は存在するのです ~『外資系コンサルの資料作成術』を読んで~

プレゼン資料づくりの参考になるかな?、ということで、 『外資系コンサルの資料作成術』 という本を読んでみた。元々、思考フレームワークというものにニガ手意識を持っているので もうちょっとそういうのが使えるようにならんかなぁ~、という想いもアリ。…

COSMIC-FFP法 改メ COSMIC法のこと

COSMIC法のことを会社で発表することにしていたので プレゼンというかスライドの下書きを。 ■見積手法の導入について ~COSMIC法のご紹介~■今日のお話し -組込み向けファンクションポイント COSMIC法の紹介 -(うちの部署名)への見積手法の導入を考えて…

学ぶチーム、考えるチーム

www.infoq.com アジャイルチームでメンバ同士が学び合う方法より引用。 アジャイルはインタラクティブで協力的で実験的な戦略を促進します。チームでの学習を促進します。特にアジャイルとリーンの戦略はチームが学習することを期待します。ドメインについて…

ノーマークだったぜ、XDDP

細谷さんのブログ、「XDDPについての議論」を読みました。XDDP のことも言葉だけ程度にしか知ってなくて、 「派生開発」という言葉のイメージから、私は表面的な捉え方しかしてなかったようです。上記のページより(ブルーで)引用しつつ、感想を少し。XDDP…

組み込みは不人気なの?

会社の上司との話の中で。新卒向けの会社説明会に全然人が集まらない 大学工学部やコンピュータ専門学校の学生はどこへ行っているんだとのこと。今やすっかりブラックなイメージの IT 業界ゆえ、若い人たちに見向きもされていないのでしょうか? やっぱり、…

アジャイルとは、当事者意識ナリ #agileradio

今週のアジャイルラジオを聴いて。「明日から始めるアジャイル(*)」ということで、パーソナリティの山根さんからミーティングには全員参加しようというお話しが出てました。お客さんと接し、お客さんの話を聞くことで、当事者意識を育む、と。 例えば、予算…

管理すること/されること

過去に書いたものを見ながら考えていたのだけれど、 結局、何が違うのかというと、管理すること/されることをあるべき姿だと考えている、ということなのだろう。リーダーの指示を必要とする人たちはきっとそう考えているのだろう。とはいえ、一般社員と管理…

『わかりやすく説明する練習をしよう。』を読みました

「説明力」だ何だとエラそうなことを書いた手前(?)、こんな本を読んでみた。 www.amazon.co.jp どんな本なのかの説明はさておいて、 気になったところを以下、ざっくり引用。説明は― 一つのパッケージには、限られた数した詰められない。それは、説明も同じ…

「我流だけど」と言うなかれ  ~コンテキストとは~

お客さんと雑談してて。「僕は開発のやり方を我流でおぼえたけど」という話を聞いて、『やっぱ我流のほがいいんでないの?』と思った次第。ヘタに決まったやり方を身につけてしまった人は、環境が変わっても前のやり方を引きずってしまうかも。 自分流である…

スケジュールよりワークフロー、か

【SEC特別セミナー】俊敏なビジネスに貢献するアジャイル型開発を知るの公開資料から、メアリー・ポッペンディークさんの基調講演(動画)をざざざっと見ました。Faulty Assumptions ~How Lean Software Development Reduces Risk ~そもそも私たちはシステ…

「次の段階」へ向かうために

あれやこれやと書いているが、 この状態のひとは、『リファクタリング・ウェットウェア ~達人プログラマーの思考法と学習法~』に書いてある 「ドレイファスモデルの5段階」の第2段階そのものである、とあらためて思った。はたして次の段階に向かうにはど…

「ゴールがわかっているか」というスキル

まだ頭のなかでうまく言語化できていないのだけど、 忘れないうちに書いておこう。ラフなメモ書き((C)あきぴーさん)。例えば、・言われたことができていない、と言われる。 ・何度もやり直しになって、なかなか終わらないというパターンがある。コミュニケ…

書く能力、話す能力 -仕様書の書き方(3)

仕様書の書き方のことを何度か書いたが、 まず出発点は「口で説明できること」なんだと思う。話し言葉でちゃんと伝えることができるということは、 話す前に、あるいは話しながらでも、 話す内容がきちんと整理できていて、伝えるための言葉の用意ができてい…

「下っ端根性」を生み出すもの

アジャイルチームと人事評価ポリシーのことはよく言われているけど、 結局のところ、アジャイルでなくても同じことだ。職能や給与でランク付けや技能の定義をしてしまうことで、 ひとの意識や動きをそのレベル以下に制限してしまう力が働く可能性はあるだろ…