人事考課は社員をどこに向かわせるかのしくみ
先日のアジャイルラジオは、
ゲストに株式会社ソニックガーデンの倉貫さんをお招きしての回でした。
「従来のソフトウェア開発とは、業種・業界が違う。比較にならない。」というお言葉は非常に印象的でした。
ご自分のされたかったビジネスを、今まさに実現しているからこそ、自信を持って言えるのだと思いました。
倉貫さんのお話は、ビジョンに裏打ちされた、筋の通ったとてもわかりやすいお話でした。
ソフトウェアの仕事は、ものづくりではなくて、問題解決の仕事。
問題解決することが価値であり、つくらなくても価値がある。
(自分の評価がどうとかそういうことでなく)
目の前のお客さんに全力を注げることが幸せなことであり、エンジニアが気持ちいい。
そうですね。1エンジニアとしてとても羨ましく思いました。
人事考課は社員をどこに向かわせるかのしくみです。
うちの会社のように「何々ができて、上流工程ができて、何人抱えることができて」という尺度は
SIer 的な基準からは、ごく一般的であるように思います。
自分の会社がビジネスを進めていく上で必要な人材はかくあるべき、という尺度であることには違いないですが、
お客様の方を見ているわけでもないし、お客様が求めることとは関係のないモノサシを使った評価です。
確かにソニックガーデンさんは、我々とは異なる業界なのかもしれませんね。。。
ラジオの内容は、ソニックガーデンさんのブログでも紹介されています!
http://www.sonicgarden.jp/201411_agile_radio1
http://www.sonicgarden.jp/201411_agile_radio2
それから、こちらの倉貫さんの対談記事も補完的な内容で合わせてお楽しみ下さいwです。
http://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m000363.html
http://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m000364.html