Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

心理的安全性とはいうけども その2

seichi23.hatenablog.com

わからなかったら訊いて下さい、とか、
うまくいってなければすぐ教えて下さい、とか、そういうふうに常に言っているし、
こちらからも、何度も声をかけたり、状況を訊いたり、頻繁にコンタクトとってみてるけど、
ご自分からは、なかなか言ってくれなくて、
どうしたもんだろう、と思ってしまいます。

...なんて書いたわけですが、ほどなくして、以下のはてブロに遭遇。
 
quipper.hatenablog.com

「開発などの日常の業務において自分がやっている以下の思考様式が大変便利なので、この考え方を最近入社したメンバーにもインストールしたいんですよねぇ」
 
という話。その"思考様式"とは:
 

  • 作業が途中であってもチームメンバーの目の触れる場所にガンガンアウトプットする
    • Slackなどのチャットツールで実況中継しながら作業したり
    • 設計やコーディングがWork in progressな状態でもフィードバックを募ったり
  • 作業で詰まったらとにかく尋ねる
    • 簡単に手伝ってもらえるのに1人で行き詰まっているというのはプロの振る舞いではない

 
するとこれを聞いた@ujihisaから
 
「それは単なる思考様式ではなくスキルだから、言って3秒で即実践はできない。実践を繰り返して習熟する必要がある」
 
という鋭い指摘。

 
スキルですかぁ...。それじゃなかなかすぐにはやってもらえないこともあるでしょうね。
それができるようになるには、時間もかかるだろうし、
ご本人にも「習得させないと」いけないわけですね、きっと。
 
私はしょっちゅうホワイトボードを使って、
チームの今の、残タスクやら、不具合やら、を書き出しながら作業するんですが、
心理的安全性の観点からすると)こういうのもニガテな人もいるんだろうな、と思いながらも、
でもやっぱり「見える化」だいじ、「やってる感」だいじ、と思って、そうしてます。
そういうのに慣れてもらいながら、メリットを感じてもらえるようになったらいいな、と思って。
「うれしさ」*1につながるかどうか、わからんところもありますが、
私はこれを信じているので。
 
スキルとして身につけてもらうにはどうしたらいいか、よくわからんけども。
それは、まぁいいか、今日のところは。

*1:先のはてブロに「メンバーにとっての嬉しさ」「チーム・会社にとっての嬉しさ」てのが書いてあって。