Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

ガントとチケット

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見えないところでこっそりツール導入、みたいのをそういうそうな。それはさておいて、

実際のシステム開発では、プロジェクトリーダーが引いた理想的なガントチャート通りに進むことはなく、むしろそこからこぼれ落ちた数多くの細かな作業・障害・課題の管理の方が重要だ。
それらを漏れなく、1つずつ解決していくことで、納期が見えてくる。
  
そんな時に、きれいなガントチャート管理にこだわるよりも、泥臭く一つずつチケット管理してこなしていく方が、リスク対策になると思う。

「あらかじめ引いてある」スケジュールだけでは、現実を追いかけきれない。
「あとから現れた」課題の管理を、チケットで補うわけだ。

asana + Instagantt だったら、
ガントもチケットも、どちらもいっしょに見れる・いじれる感覚だと、私は思う。
seichi23.hatenablog.com

Instagantt でタスクを見ていると、
Done できないタスクがどんどん置いてきぼりになって、いずれは赤い線で表示される。
と、「これ、どーしよー。このままじゃ、まずいじゃん。」って思えてくる。思うよね?
 
私の場合、
いったん今の状態で「チェック一発、Complete!」にしてしまう。
それでまずは、気持ちの上でスッキリ!する。
そして、止まっていた、まだできていない作業をさらにタスクとする。*1
「何ができてない?」「じゃあこれをいつ頃やろう」「いつまでに終えよう」
と、また Instagantt 上に再配置する。
これでいーじゃん、と思う。
 
「いま」がわかって、「この先どうしよう」が決められて、
「いつまでにどうなりそう」って言えれば、それでいいでしょ。

これって、残件や課題を、チケットに起こし直しているのと同じことだ。
 
Instagantt を使うと、チケットが時間軸上に現れるのが好き。時間だいじ、だものね。
バー表示されていることで、単に「締め切り」ではなくて、「進行具合」に目が向くようにも思う。
 
結局のところは、どうやって課題管理する?ってだけのこと。
何を使ったって目的にかなっていれば、なんでもいいのです。

使ってみて、自分に合う・合わないを探ってみることも、すごく大事なことだと感じています。
 
さて、今度は「チームで品質確保」に使えるようなツールを探したいと思うのだけど、
例えばコードレビューツールとか、なんかいいもん、あるかな?