Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

ET-West 2013 に行ってきました

大盛況のうちに終わり、今年は過去最高の来場者数だったそうです!
2日間天気がよかったこともありますが、
やっぱ、アジャイルラジオのおかげなんじゃないかなー、と思っていますw

..つか、私んとこ、出展社なんです。今年もまた説明員として行きましたが、
少し時間を頂けたので、久しぶりにセッションに参加しました。

  組込みアジャイルをはじめてみよう!
  ~アジャイルを実践するポイントをグループワークで体験学習~
(これです)

『わかりやすいアジャイル開発の教科書』の著者のおひとりである、前川直也さんのセッションです。

セッション冒頭のお話しにありましたが、この本、関西の組込みエンジニアの方々で書かれた本なんです。

日本のアジャイルは、組込みが牽引しているのだぁ!

そして、今回 ET-West で、しかも「テクニカルセッション」としてアジャイルが紹介されるなんて(泣)

実際のところ、仕事において私の周りには、アジャイルの影も形もありませんが(TOT)、
こういった場を通じて発信していくことで、着実に浸透していくのではないかと思えました。

さて、簡単に私の感想を書きます。

  • (ワークの)お題が漠然すぎて、...困った。
  • 振り返って、フィードバックを得て、カイゼンできてる、っていう実感を得るには、2回のスプリントでは足りなかったな。

他のチームの出来を見て、驚愕~! みんな出来過ぎてる~。
あとで聞いたところによると、これのリベンジで参加された方もいらっしゃったとか。(^_^;)おいおい

最後に写真を撮りました。あんがいイケてるんちゃうの?(えせ関西人なのでうまくしゃべれませんね)
ヒコーキの下にはかんばん、向こうには KPT 。「やったなー」って感じが垣間見えます。
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グループワークだけじゃない。前半は『教科書』のイラストでアジャイルの説明をして下さいました
アジャイルの概要としてはすごくわかりやすかったと思います。

アジャイル自体はこんなにわかりやすくて素晴らしいものなのに、
それがなかなか浸透できない、というか取り組めてないというのは、
今やっているプロセスや取り決めに縛られすぎている、ということがあるように思います。
これが我が社のプロセスです、これで品質を担保しています、だからこれを遵守します、って。
現場でかってに変えられない。出荷の条件を満たさなくなる。

だからこそ、権威のあるこういった場で、こうやってご紹介して下さる方には、とても感謝します。
草の根的なコミュニティ活動では「ただの趣味」としか思ってもらえなかったりするけれど、
ET-West だったら、会社の人を巻き込んだり、知ってもらうのも、少し容易かもしれない。
知らない人を巻き込むには、いいきっかけの場になり得ると思います。

これからもこういったイベントが続いてほしいなと思いました。