Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

メンバーが自走して課題解決に向かうことができること

今年は EM元年とも言うべき年かな、と。
少なくとも言葉の認知度はぐっとあがったし。EM.FM おもしろいし。
 
さて、気がつくと、Engineering Manager Advent Calendar が
vol.1vol.2 とできているのでした。
 
qiita.com
メンバーが自走して課題解決に向かうことができることって、
私も理想としてめざしていること。
以下、全く同意なのです。
そのためにどういう施策を打つのか、具体的なゴール設定があるのがすばらしいです!

なぜメンバーの自走を意識しているかというと、開発はチームプレイが前提としてあり個々の能力の集合値によってチームのパフォーマンスは変わると考えているからです。
リーダーによるトップダウンだけだと、リーダーがボトルネックになったり、リーダーの能力次第でチームのパフォーマンスの最大値が決まるため、チームとしてスケールし辛くなると考えています。
メンバー1人1人が考え能力を発揮してもらうことで、チーム力はスケールしやすくなるので、メンバーが自走できることを意識しています。
ただ、メンバーが向いているベクトルがバラバラではチームとして機能しないため、向かうゴールの設定とメンバーが自走できる環境を作ったり権限を適切に移譲することがマネージャーの責務だと考え、以下の2点を意識してチームマネジメントを行っています。
 
メンバーが自走して課題解決に向かうことができるチームマネジメントで意識している2つのアクション

  • (1) メンバーが自走できるような、明確なゴール設定(定量的なKPI)
  • (2) 権限の移譲

 
私はいわゆる中間管理職なので、
まずは自分とこの組織でどうしよう、と考えるわけなのですが、
「目標を設定する」というのは大事な視点ですね。
HOW (TO) じゃなくて WHAT ですね。
 
私は HOW だけを差し出そうとしてきたのかな? それってどうなのかな?
あんまりあれこれあーしてこーしてとは言ってこなかったけど、
業務の中で業務の一部としてやっていけることを見つけていかないといけないのだろうな、
とかとか、ちょっとふりかえっておこう、と思います。