設計のDone
さっそく第2回目がUPされていましたねっ!
私は第1回放送の感想なぞを。
「ハンドメンドの手ざわり感を大切にした」番組になってるのかと思いましたら、
なんだか「すげー本格的」な構成で、作り手のみなさまの本気度が伝わってきます。
さて、私が気になった部分は、
設計のDoneの定義て、なに?
というお話し。
設計の完了っていっても、評価のしようがない
レビューが終わって上司のハンコをもらうとか、しょせんその程度のこと
っておっしゃっていましたよ。ひょぇ~っ!
そうやってリーダーやお客さんからハンコもらうの(あるいは押すの)、すごいたいへんなんだよ~!
それで正しいかどうかわかるの? 動くかどうかわかるの?
...だって。
上司に「動くまではわかりません」なんて言ったら、マジころされるだろうなー(笑)。
「それはお前の設計スキルが低いからだ」「降格にするぞ」とか言われそー(笑)。
私も「ソフトって動かしてみないとわからない」って、つねづね思っています。
人間の頭の中の想定だけで、うまくおさまることばかりじゃない。
でも工程としては、設計があって、コーディングがあって、テストがあって、って
そういう線表引いて仕事してます。それはそれでいい。
ただ、設計でこぼれるものや間違うことだってあるだろう、と(心の中でこっそり)思ってます。
だから、アジャイルが「早く動かしてみよう」「早く失敗しよう」って言ってるんだよ。
タグチメソッドが「想定外をどう扱うべきか」っていうのもそういうことだよ。
いつもいつも「どうしたら考慮漏れをすくえるのだろう?」と思うのだけど、明解な答えは出てこない。
動かしてみる、いじめてみる、は今のところわかりやすい解の一つには違いない。
「しょせんその程度」の言葉の向こうに
「そこだけ見てたってどうしようもないんだよ」ってのが聞こえてくるよな。
おっと、ちょっと深刻モードになっちまったぜ。もうこのくらいにしておこう。
これからも楽しい番組を聞かせてください。
どうもありがとうございました!