私の頭の中でずっとここ数年炎上している課題は、
ソフトウェアのプロフェッショナリズム(職業感)についてだ。
(中略)
だって、この社会はソフトウェアなしにはもはや成り立たない。
(中略)
でも、ソフトウェアはきれいに書かれてはいない。
大抵、だめなソフトウェアで、
ほとんどのソフトウェアにはテストがなく、
ほとんどのプログラマはテストを書かない。あるいは書いても十分ではない。
彼らは、簡単に「多少バグがあっても大丈夫」「バグのないシステムはありえない」
と言ってしまう罠にはまる。でも、この態度は間違っていると思うんだ。
だから、これを聞いてくれている人へ勧めたいのは、
標準となっているものを取り入れること。
倫理や標準となっているやり方、そして規律を。自分をプロフェッショナルとして。
ただのプログラマではない「誇り高き」プログラマだ。
プログラマであることに、日々つくっているものに、自分の仕事に、
誇りを持てるようになるべきだ。
いつまでもプログラマとしての「パッション」は失いたくないな、と思う。