Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

若手に「仕事のゴール」なんて決めれない?

社会人○年めとかの若手さんに「仕事のゴール」なんてイメージはないのかもしれないな、
と、ふと思った。
 
ただ単に、そして思いついたように(←そんなふうにしか見えなくって)
「ここまでできました」「あれやりました」みたいな報告をくれるんで、
「なんのために上司に報告してんの?(キレかけ)」(←よくないけれど)
から、「どうなったらいいの?」「仕事のゴールをどう考えているの?」という
確認を始めて、それでようやく「これまでの経緯」を共有することとなった。。。
 
そのひとは、タイプ的に
理屈で動いたり理由づけして納得しながら進めるタイプの人ではない
とは思っているけども*1
  
あくまで "我思う" なのだけど、直接当人に聞いたのではないのだけど、
「上司に見てもらう」ことがゴールになっていないか?ってふうに思えてしまって。
「チェックしてもらって、また直して... 」の繰り返しが仕事だと
思ってんじゃないかと。
 
 
もう1年くらいお客さんと直接接してて、自身で何度もソフトをリリースしてて、
そういう仕事をしてきてても、
お客さんがどうしてほしくて、だからこれをやっているのだ
というのを「じぶんごと」として思ってないのかな、と思って。
...いやいや、私自身がちゃんと言語化して伝えられていないのだろう。
誰しも「知らないものは知らない」のだ。
 
 
そういや、これもリモートでやってたときのことだったな。

blog.tinect.jp
そういえば私も、本人からの報告「だけ」ではなくて、
お客さんとの電話に聞き耳立ててたり、
彼らがやってるのを後ろからのぞいたり(←モニタの内容を)、
○○はできたの?って、こちらから聞いてみたり、
まあなんだかんだとポーリングしているなー、と思う。
 
そのことを当人たちはたぶんわかっていない。
そういうもんなんだろう、と思ってるんじゃないかと思う。
まだ自分たちが「誰かの面倒を見る」なんて意識は持っていない。

だからいま、1年生のOJTの面倒を見てもらってる。
たぶんそういう「立場」や「機会」がないと
きっと学んでいかないのだろうと、思うので。
ああしろ、こうしろ、というよりも、
仕事としてやってもらうのがいちばんわかりやすいのだろうな、と思う。

*1:こういうふうに分類して見てしまうのは、私が納得するための手段なんだけど。いいんだかわるいんだか。