Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

数値の使用の裏に「不合理な管理」?

以下、若干枝葉のところを切りとった感はあるけれど。
私も品質を数値でどうのこうの言うのは嫌いなほうので。

そもそもが不合理な管理プロセスに科学的オーラを纏わせる目的で、数値を儀礼的に使用する"ことに警鐘を発するBach氏は、(中略)

例えばテストケースのように、数えても意味のないものを数えようとする人たちが後を絶ちません。テストケースはそもそもテストの実行に関連するものを集めたファイルなのであって、それを数えるというのは、ビジネスマンがビル内にあるビジネバッグや引き出しやキャビネットを数えるのと同じことです... "42,564個もあるぞ、すばらしいビジネスだ!"、というように。

"代用手段"を使って"ゴールを変えたゲーム"をするのは極めて簡単だが、それではエンドユーザの焦点を失うことになる、と氏は警告する。

品質の測定という難しい問題に対峙する時、人々が行いがちなのが、顧客の理解するものから、制限された律法主義的なものに再定義するという方法です。彼らは要件を、厳密な契約条件で定義します。その上で、一連の"受け入れテスト"を作成して、どのテストにも"失敗"しなければ"プロダクトが機能する"ことを証明できたのだ、と主張するのです。

 
組織トポロジとか逆コーンウェイとか、そういう幹のお話は、本編をどぞ。
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