Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

見積の 精度と手間 のさじ加減?

規模の小さいものは、
小さいがゆえに、細かいことまで考えて、
精度の高い見積にしなければ、と思う。
 
なのだけど、
そこまで考えてみたところで、
やはりしょせんは見積でしかなくて、未来の予想でしかなくて、
 
だから早く仕事に着手して、
お互いに仕様を詰めて、
手を動かして作り始めるほうが
本当はいい。

さらには、
先が読めない*1ブレがありそうなところは
仮定で考え、それを見積条件にして。
実際に開始して、もし違う方に向かうなら、
そのときは見積想定外を理由に、お客さんと相談して。
 
受託開発って、
こういうところが「ムダ」だ。
 
 
精度を追求したところでたかが知れている。
手間をかけたところで*2どれだけ精度が上がるというのだ。
 
本当はブレを許容できるような、何かいいやり方ができるのなら
そのほうがいいのだと思う。

*1:そもそも「読む」って何だよ

*2:手間をかけるってことは、結局もう仕事を始めているようなもんだ