Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

ホワイトキャンバスなのか、ぬり絵なのか

logmi.jp

ホワイトキャンバスを渡してやりがいを感じるタイプか、塗り絵を任せてきれいに塗るタイプか、どっちのタイプの人かなと見るようになったっていうのは、自分が成長している部分かなとは思うんですけど。決してホワイトキャンバスが難しくて、塗り絵の方が簡単というわけじゃなくて、あくまでもタイプの話かなと思っています。ただ、自分はホワイトキャンバスが好きなせいもあって、昔はつい白いキャンバスを渡していたんだけど、それで自分の想像以上にきれいな絵を描くというよりは、どこから筆をつけたらいいかわからない人がいる。

私も、自分自身がホワイトキャンバスが好きだし、
ほかのひとにもホワイトキャンバスでやってほしいと思っている。
エンジニアには「自分がいいと思う」やり方や仕様をお客さんに提案してほしいし、
「言われたから」こうした、じゃなくて、
エンジニアとして自分の想いで判断して納得したものをつくってほしいと思う。
「いい」と思う基準を持っていないエンジニアのことを、信用できると思う?
(そこの審美眼が私と違っていても、それは全然かまわない)

なのだけど、ぬり絵が得意だったらぬり絵にしないといけないのかなぁ。
そこは「にがて」と思うことじゃなくて「特性」なのかなぁ。
本人がどう感じているか、なのかなぁ。
単に私が指示するのがめんどくさいだけなのかなぁ。

ただ、私の立場としては、
各自が自立して独り立ちして手がかからなくなることが目標なので、
将来的にはホワイトキャンバスで動いてほしいと思うのだけれども。