もう10年以上 Windows の仕事はまともにしていなかったのだけど、
久しぶりに Visual Studio だ。
新しい言語を自分がどうやって憶えていくのかに興味があったのだけど、
現実はちょーきびしかった。
実際のところは、初めてゆえの既存システムの難解さに依るところが大きそうだが*1、
それにしても、
自由に言語やツールを使いこなせない*2、
また、自由に既存システムを(能力的に)書き換えできないもどかしさと、
そんでもってそれゆえに、進捗がぜんぜんであり、
なので、そのプレッシャーといったら相当なもんである。
本来なら、知らないことを知ることは、喜びだってあるはずなのだけれど、
そんなことを感じられる余裕なんてこれっぽっちもない!ものね。
知らないっていうことはこういうことなんだな、とあらためて思った。
今までどうにかこうにかやってこれてたのは、単に運がよかっただけだった。
自分がなんでもできると錯覚してたんだな、と思ったわ。
また我々は、経験の浅いメンバをプロジェクトに入れることもあるわけだけど、
その人たちもこんなふうにプレッシャーを感じながら仕事をしているのかもしれない、
と思うと、やっぱりスキルに合ったように段階的に習得させてあげられるよう、
環境をつくっていくことは大事なことなのだろう、と思った。
それからチームの雰囲気づくりも大事だろう。
そしてやっぱり頼りになるのは言語経験者だ。
難解なシステムであろうと、立ち向かっていける力を持っている*3。
だけどそれゆえにやっぱり経験がなにより大事。言語は使っていかないと憶えられない。
参考書のサンプルと実際の仕事のコードとでは違うものね。
言語はどうやって憶えたらいいのかってことも、また今回あらためて課題だなと思った。
やっぱり最初は何かの参考書やマニュアルをあたることになるだろうけど、
何が当人にとっての良書なのか、というのが極めて大事なのだと思う。
この「当人にとって」というのが難しくて難しくて難しいところだけども。
やってみないとわからないことはとても多い。
そして我々の仕事は常に「違うもの」との闘いである。
次から次へと新しい技術も出てくる。
どうやってそれらをこなしていくのかをもっとちゃんと考えたいし
テクニックとしても身につけていきたいと思った*4。
また、インターネットでいろんな知識の共有ができるようにはなったけど、
知識だけじゃダメなんだなーとも思った。
でもきっとそのうち AI で自動化されることなんだろうな。