ソフトウェアというものは、
人間が頭の中で考えていることそのものであって、
頭の中で起こっていることをそのまま表現したものである、ということを
一体どれだけのひとが意識しているのだろうか、と思う。
ひとの考えが全てなのだ。
概念や観念の世界なのである。
だから、ちゃんと自分の頭でしっかり考えて、
整理して、意味付けをして、ポリシーを持って、と
「設計」してあげないといけないのだ。
だから、「設計ができない」とは、「ソフトがつくれない」ことなのである。
また、設計するということは、ちゃんと言葉で説明できなければならない、ということだ。
まずは自然言語できちんと正確に表現するところからなのだ。
あたり前のことではあるのだけど、大変なことなのだ。
ソフトウェアエンジニアとはそういう仕事なのである。
ソフトウェアエンジニアという仕事をナメてはいけない。