Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

【宿題】そのプロジェクトに合ったやり方を考える

あきぴーさんの「ソフトウェア開発は自己目的化しやすい」を読んで。

似たようなことを何度か書いてたような気がするので、とりあえずメモ。

要するに、決められたことをやってさえいれば「やった」ことになってしまう。

また、品質管理の名のもと、
プロセスを守り、規定された成果物を作ることが目の前の作業になってしまい、
それ(=プロセスを回す・守る)自体をうまくやろうとしてしまう。

守る=変えられない となっている。
通常、プロセスを変えようとするにはそれなりのガードがかけられている。
(しかるべき手続きを踏んで、上のお許しを乞う、等)
カイゼンしにくいシステムになってしまう。

尤も、計画工程で「どうやって進めるのか」を考える(はずな)のだけど。。。
このプロセスで行なったら、今回のこのシステムでは、このプロジェクトでは
ちゃんとしたもの、いいもの作れるの?と。
だからやりようはあるはずなんだが。なぜかしっくりこない感じがする。

それはたぶん―

標準化というものが「こうやってたら誰でもある程度の質が出せる」という考えのものだから。

以前引用した『リーン開発の本質』のあとがきをまた読み返す。
結局ひっかかってるのは「「人」の要素、人の持つ知恵と力」ことなのだと思う。

今度、自社に戻ってプロジェクトを持つとき、
そのプロジェクトをどうやって進めようとするのか、どんなやり方ができるのか、
(社外(常駐先)にいる)今のうちによく考えておこうと思った。