Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

「動作確認もコードで書いていいよ」って。

めんどくさいなっというのは、いろいろなものへの着手を遅くしてしまうし、
着手が遅くなると、開発は円滑に進んでいかなくなっちゃうので、
めんどくささをおもしろさに変えるのが大事なんですよ。
めんどくささを感じたら、めんどくささをプログラミング対象にするのが大事なんですよ、とても。
そのめんどくささ自身をおもしろさの対象とすると、ゲームが変わってくるんですよ。

プログラミングが好きなんですよ。
だから、めんどくさいをプログラミング対象にすると、プログラミングする量が増えるので、うれしい。

僕はテストの人だって思われてるじゃないですか、日本で。
だけど、テストはすごく嫌いだったんですよ。めんどくさかった、あんまり好きでなかった。けど、自動テストとかテスト駆動開発に出会ったら、それをコードで書いていいよって言われてるように思ったんですね。
 
動作確認めんどくさいな、ってとにかくやっぱり好きじゃなかったけど、
そんなことをやってるくらいなら、もっとコードを書きたいと思うタチだったんだけど、
JUnit とかに出会ったら、動作確認もコードで書いていいよって言われてるように、僕は思ったんですね。
そしたら突然、プログラミング対象が倍以上になったんですよね。むちゃくちゃうれしい。

だから、めんどくさいをたのしいにそのまんまガンガン変換してできるようになったし、しかも、たのしいプログラミングをしてたら開発がラクになってきた。
これはうれしい、みたいな感じになってくるので。
 
いろんなものをプログラミングの領域に引っ張りこんできたら、たのしいが長続きする、と。

自分が書いたコードがだんだんだんだん汚くなっていく。かなしい。
だけど、テストコードを書いてリファクタリングし続けると、「オレってばスゲー」が続くわけですよね。
あのとき輝いていたものが、だんだんだんだん朽ちていくみたいな姿をあんまり見ないで済むというのは、テストとかリファクタリングのとてもよいとこだと思ってて、
プログラマ心理的な効果としてとっても大事だと思ってるので。
 
たのしいプログラミングをたのしいままで続けたいよっていう、そういう話なんですよ。

 
たのしいプログラミング。大事だと思う。
 
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