Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

ムラがあるからムリをする。ムリをするから、ムダがでる。

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以前も書いたように、トヨタ生産方式の人達は、「ムラがあるからムリをする。ムリをするから、ムダがでる」という言い方で、仕事量のムラが様々な問題の根本原因と考えている。だからこそ、あれほどトヨタは平準化生産にこだわるのである。

営業部門が、平準化も何も考えずに、ただ客のいうとおり仕事を取ってきて、特急注文も変更も右から左に技術部門や工場に回すような企業では、波は防げない。だから、自社のキャパシティを、営業と技術部門とで可視化して共有するような仕組みが必要だ。それはたとえば、製造業における「生産座席予約」のような仕組みである

受託開発だから、ある程度はお客さんのいうとおり、なのではあるが、
それ以上に、
「右肩上がりの予算(売上計画)」ありきで
とにかく受注量を増やすことにみなが向いてて、
だからたくさんとってきて、(協力会社さんの)人を入れて
それでやっていくことが当たり前となっている。
 
たしかにムラはある。ムリもする。
受託開発やっているソフト会社ではそれも当たり前、
という感覚になっている。
 
受託開発だから、というなら
そもそも受託というビジネスモデルがまずい、
ということなのだろうか?
 
そもそもはどこなのだろう?
予算なのか、ビジョンなのか、私自身なのか。
そもそも、理由なんて何もない、か。