岡島 私たちはどうしても、プロダクトアウト的に「私はこれができます」って言っちゃうんだけど、他人から想起されるときは、「検索ワードで入れられるのは何なの?」ということです。
村上 スキルのタグ付けの話ですよね。
尾原 「尾原 〇〇」というセカンドクエリーですね。2番目の検索ワードとして何を入れるか。
岡島 (中略)この話って、糸井さんがよく言っている「このおもしろいプロジェクトに誰を呼ぶか」という話とすごく近い気がします。
篠田 「呼ばれる人になろう」ということですね。
岡島 でも、それも他己評価じゃん。だから、外から見た視点で想起されるキーワードにする必要があるということです。結局、『どこでも誰とでも働ける』ようになるために、みんなが考えなければいけないのは、「私は呼ばれる人になっているの?」ということです。呼ばれる人になっていれば、組織の壁を越えて、どこでも働けるよねという話になる。そのときに「私はどのタグで想起されるの?」というと、1つのタグだけで勝負するのはしんどいから、いくつかのタグがあって、そのかけ算が強いと思います。
他の人から見て、私は「何のひと」なのだろうか。
今の私の行動や実績は、私を定義し「タグ付け」してくれるものになっているだろうか。
---と、ひとの目を気にするよりも、
なりたいひとになれるには「行動するしかない」ということだ。
とにかく足りていない。
いろんなことをやって、いろんなことができるひと、と言われなくては。凡庸ではなくて。