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Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

「プログラマ35歳定年説」とは一体「何だった」のか

先日こんな勉強会があり、こんな方や、こんな方や、こんな方が、ブログを書かれていますが、
現在私は48歳。今も現役プログラマです。

いまの会社では、
1~3名程度の規模で、プロジェクトリーダをしながら何でもやってます。
何でもやってること自体は特に抵抗はないです(アジャイル信者だしね)。
むしろ若いとき以上に「鼻が利く」ようになってきた、とも感じています。

私が35歳の時といえば、ちょうどフリーランスをやめて会社勤めになった頃ですね。
じきに課長になり10人くらいの部下を持ちました。
年齢が上がり、マネージメントに移行することは、これこそまさに「35歳定年説」で
素直に受け入れていましたし、何よりも「役職が付くこと=昇給!」ですから、
当然の進むべき方向と思いました。でもやっぱり、SE 兼 PG で何でもやってました。

その後会社を変わりましたが、そこでも課長であり、SE 兼 PG でした。

いまの会社では、役職のない一般社員です。
おそらくこれ以上「上の位」になることはなく、
今後は仕事がとれるかとれないかによってまた処遇が変わってくるのだろうと考えています。

こうして振り返ってみると、「35歳定年説」と言われるような
マネージメントへ移行する時期がおとずれたものの、誰もがその道に進めるはずもなく、
結局のところ「その他大勢」として今も「ふつうのエンジニア」をやっているだけです。

35歳とは、人生の分岐点を示す一里塚のひとつだっただけ、なのでしょうか。
そして今の私は、その(35歳の)定年後のなれの果ての姿、というわけなのでしょうか...。

定年を60歳とするならば、あと12年弱で引退です。でも、死ぬまで働かないと!
ジョブホッパー(だったの!?)に退職金や企業年金なんて残せはしないのだから。
終身雇用でずっと最初の会社に居続けたなら、私はプログラマにさえなっていなかったし、
だから今は、どうにもならない年金なんかの心配をしてる場合じゃなく
未来に向かってチャレンジするしかないのです(そしてこれは実際にすごく現実的なことなのです)。

さて、と。

数年前から、私は仕事の上での目標・目的を、
「自分の持っているものを次の世代に受け継ぐこと」と考えるようになりました。
せっかくここまで身につけたものが、私の定年や死によって
この世から消えてなくなってしまうのは、とてももったいことだと思うです。
せめていくらかでも、誰かに伝え、使ってもらえるほうがいい。
そう思うようになりました。
残りあと12年とするならば、それほど時間は残されていない、と思います。

いまは何よりも、収入を増やすこと、そして定年後の収入を得るためのことを
必死で考えてなんとかしたい、と思います。
仕事なんて、しょせんは生きていくためにしてるもの。それだから一生懸命できるのです。
でもせっかく自分にできるいい仕事を見つけたのだから、
「いい仕事だったよ」と少しは自慢して死ねるくらいのことはしておきたいな、と思うのです。