Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

メンバはバッファで守られる

先月の TOCfE の勉強会の懇親会で、CCPM を実践されてる方から(*1)いろいろお話しが聞けたので、
私の CCPM の知識の補足として書いておきます。


■ムダとりの考え方
|―――――――――――――――――――――――――――――>|
    通常の見積=ぎりぎり見積×2

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   ぎりぎり見積(50%見積)     +25%分    ムダとり=25%

ぎりぎり見積は50%の確率で予定通りいくのだから、半分のタスクは予定通りいく。
とするなら、半分のタスクは「きりぎり見積」の範囲内に入るはず。
残りの半分のタスクだけが遅れると考えれば、バッファ期間の半分(25%分)だけが使われることになる。
よって、これで25% のムダとりができることになる。

■バッファの用途・使いどきを予め決めて共有しておく
要はみんなの理解を得られるようにしておくということ。
スキルの足りない人や、のんびりやっている人に対してどうするか、ということ。
バッファを使っていいときには「全力でがんばったのだから使っていいよ」と言えるように。
また、コンセンサスが得られていれば、プロジェクトを横断して人を貸してもらうことの合意形成にもなる。

■バッファを元に戻すのも大事なこと、メンバを守るためのものだから

クリティカルチェーン (CC) 上のタスクだけ管理していればいい
CC 上でないものはどうでもいい、というくらいでいい。
常に CC がどうなるかを見ておく。
優先順位を見ておく。
少し先まで見ておく、合流バッファで止まらないように。
スクラムバックログのメンテと同じことだな、と思った。

■タスクはある程度大きめがいい
CC を管理するには、タスクの数が多いと見れない(プロジェクト全体で 200 までか?)。
また、かたまりにして任せたほうが、その中で担当者の裁量が働かせやすい
(その人のペースでやってもらう)。
やっぱり長期でぶっ通しは大変だから。

CCPM 適用の向き・不向きは気にしなくていい
向き・不向きは効果の多少のことなのだから、気にしなくていい。何にでも効果はある。
当たり前のことをきちんとやっていれば、プロジェクトもちゃんと管理できる。


CCPM のことを聞けた、というよりも、
プロマネの心意気」というものを聞けた感じで、とても楽しかったです!
やっぱアルコールつき勉強会はサイコー!
#そういう肝心なこと(心意気のこと)はここにはなんにも書いてないんだけどね

また、懇親会で話しをしているうちに、
今まで見聞きした言葉がどんどん腑に落ちてくる感じがしてきました。
スライドの文字・言葉の意味が「そういう意味で言ってんのか」って。
わかっている人はその言葉の後ろにあるものまでひっくるめて理解している上で
その言葉を選んで使ってるんだな、と。
「メンバはバッファで守られる」って言葉がずっしり重く感じました。
自分はまだまだ上っ面しか見えてなかったんだなぁ、と。

今日の勉強会に来れてよかったわーって思いました、ホントに。(≧∇≦)/


P.S.
バッファって言葉があんまりよくないなーって話もしましたね。
「いかにも余分にとりました」みたいなニュアンスがよくないな、と。
チャレンジできるために必要なものなのだから。
「のりしろ」「余白」みたいなものかな?と、いまちょっと思いました。


(*1)
今回はご登壇されたわけではないので、お名前は出さないほうがいいのかなぁーと思って。

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