Some Days You Get the Bear

IT系エンジニアの、日々の気づきや考えたこと。

「人」の要素はプロセスの中心である。ここをやり間違えてはならない。

『リーン開発の本質』のあとがき。日本のアジャイルをつくりたい。

平鍋さんのブログに『リーン開発の本質』のあとがき全文が掲載されている。
「特にココ!!」として冒頭に挙げられている部分を以下に引用。

多くの間違った標準化が、「人は本来怠け者でありしっかり働かせるために規則を作らなければならない」とか「人は交換可能である」というメンタリティから発している。もし、組織の文化や方針の中心にこのような考え方があると、もしくは多くの管理者がこのように考えているならば、「決して」リーン活動は成功しない。そうではなく、「人の持つ工夫のモチベーションを活かす」こと、「一人ひとりの人を育てる」ことこそ、マネジメントの中心となるべきだ。「人」の要素はプロセスの中心である。ここをやり間違えてはならない。 日本のソフトウエア業界が、人の持つ知恵と力を大切にしながら、高品質、高生産性を上げる体質へと転換するきっかけに本書がなることを願うと同時に、私自身の明日からの行動につなげていこうと強く思う。

勇気づけられるな。そして、やはり人が楽しく気持よく仕事できるチームにしなければ、とあらためて思う。

去年はいいチームメンバに恵まれて本当に楽しく仕事ができました。感謝感謝です。
仲間がいるのはいいな、って思える職場でした。

そんな仲間とも離れてしまい、
これからしばらくは(?)片腕としての自社メンバがいない状態なのだけど。
こんどはお客さんといっしょになってのチームづくりをめざしていこう。
仲間がいなければ越えられないものがあるのだから。